困っていることを正直に出し合うことが難しい
2010/03/11
今日は大手メーカーの改革を進める部門のミーティングにオブザーバーとして参加させていただきました。
その部門は複数のグループで機能分担して改革を進めています。
しかし、改革は経営側が望むほど進んでいないのではないかという声がありました。
各グループは自分たちの課題を悪戦苦闘しながら進めていますが、部門としての成果が出ていないようです。
実は、多くの会社で見られるのですが、各グループは一生懸命やってはいるが部門として優先する課題や、部門内で協力し合ったほうが良いもの、他部門と協力し合ったほうが良いもの、今さら言えないが上手くいっていないこと、などあるのに上手く話合いが出来ないまま進めていることが多いのです。
今日は、各グループがと取組んでいる課題について、見直したいこと、他の部門に協力を依頼したいこと、他のグループと一緒に取組んだほうが良いものなどを出し合うというミーティングでした。
「今さら、そんなミーティングを・・」と思う人がいると思いますが、その相談させえも出来ない会社が多いんですよ。
皆さんのところはいかがですか?
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
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カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと