同じ敷地内にありながら距離は遠い
2010/02/25
一般的には、作り手側は使い手(お客さま)の評価を知りたくなるのは当たり前のことです。
しかし、組織が大きくなるとお客様の顔が見えなくなります。
特に、上流工程になればなるほどお客様や後工程に対する意識が薄くなります。
上流工程では工程間や部門間の関係が薄くなります。
今日は、その上流側にあたる素材部門と製造部門との交流を行いました。
これまで、同じ敷地にあり、直接バトンタッチしている関係でありながら互いの職場に行ったこともないという遠い関係でした。
品質の問題など色々あるが、まずはどういう人たちを知りあうことから始めようと今日の場が出来ました。
しかし、直接会って、職場を訪問し合うことで、皆さんモノづくりにこだわっていますから分かりあえることがたくさんあるんですね
特に品質面については熱心に議論していました。
会う事で色々なことが瞬時に伝わるんですけどね・・・。
まずは、管理者が積極的に交流し、部下が交流する時間を確保してあげることです。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと