現場の取り組にも限界が・・・。
2010/01/24
今朝のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で「“折れた翼”JAL現場の苦闘」という特集をやっていました。
現場の改善によって、定時運航率ではANAを上回ってきているなど、現場の社員の自発的な取組みなど多くの活動を紹介していました。
しかし、現場の改善だけでは経営改革には限界があると多くの方が見ていたと思います。
もっと、違うところに問題があったと・・。
私は、TVで紹介されていたような利害や立場を越えて真剣に議論することは、役員や部長クラスにこそ必要だったと思いますし、そのような議論はなかったのかと疑問を持ちました。
結局、時間切れで今回の決定がされました。
企業風土改革の支援を行う時も同じです。
現場での議論や活動だけでは大きな改革は起こりません。
経営側と連携しなければ改革は出来ない、これも多くの方が知っていることです。
しかし、現場側だけに改革を求める経営者が多いのも事実です。
経営側と現場を連携させるのが、私たちの役割ですが・・・。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと