やって見せれば人は動くとはかぎらない
2010/01/06
以前、ものづくりの改革の支援をしていた時に上手くいかなかったことがあります。
それは、改革を促すためには「やって見せれば人は動く」と考えたことです。
どう提案しても自分たちが主体で取り組もうとしない職場に対して、「では自分たちにやらせてください」とお願いし、「こうすれば改善できます」と実際に改善して結果を見ていただきました。
しかし、その改善をきっかけに自分たちが率先して改善に取り組むこともなく、私たちが改善した設備が故障するたびに呼ばれることになってしまいました。
改善したのは自分たちではない・・と。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと