無理強いしない改革
2009/12/21
今日は、ある会社(従業員約20000人)の会社の風土改革の取組みについて事務局よりお話を伺った。
その会社はワレワレのようなコンサルタントを使わないで、社内の人間だけで風土改革活動を進めている。
取り組むメンバーも“手あげ方式”で改革をやりたい人が、自分の出来る範囲で行っている。
社長の後押しをやんわりと受けながら進めているのですが、あるレベルまでの到達期間を10年とか20年に考えている。
風土改革活動を通しての人材育成も長期的に考えている。
一歩一歩進めることが出来れば良いという考えです。
私たち外部のコンサルタントが関わると、1年後はここまで、2年後はここまで、と区切って目標を設定する。
そのためには、動こうとしない人にも説得することもある。
いただいている予算を考えると残念ながら長期的に、10年後に変化が見れれば良い、という訳にはいかない。
今日の風土改革活動の話を伺って、私も社員として1自動車の風土改革に取り組んでいた時は今よりの自然体だったなあと懐かしく思った。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと