いつも悪い悪いと言われているとモチベーションも下がる
2009/12/04
今日、風土改革を支援しているお客様のところで、先日行った素材部門と加工部門との交流型オフサイトミーティングの振り返りを行いました。
素材部門はこれまで、常に品質問題で追及されてきた部門です。
そこの現場の人たちと加工現場の人たちとの交流ですから、当然、素材部門の現場の人たちは「また、品質が悪い」と文句を言われるのかと“身構えて”参加しました。
これまでは、いつも品質が悪い、悪いと言われてきたためにモチベーションも下がりっぱなしでした。
ところが、加工部門の人たちから「最近、品質が良くなったね」「これからも、海外やよその工場から素材をもらうよりは、皆さんの工場から素材をもらいたい」という話がたくさん出ました。
その話を聞いた素材工場の現場の人たちのほっとした顔と笑顔はとても素敵でした。
努力が認められたのです。
「これからは、お互いに近くにいるんだから、交流して一緒に良いモノづくりに取り組もうよ」という話になり、今後もテーマを決めて交流オフサイトミーティングを行う事になりました。
部門間を越えて直接話し合いをする事って大事ですね。
また、良いものは良いと言ってあげることも・・・・。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと