腑に落ちるということ
2009/08/07
今日は、部門長ビジョンを部員と共有するためのオフサイトミーティングを行いました。
今日のゴールは、ミーティング会場を出るときには「部門ビジョンが腑に落ちていること」でした。
一方的に伝えられただけでは腑に落ちません。その人に合ったやり取りがあって初めて腑に落ちます。
朝9時30分から夕方の18時まで集中力が落ちることなく「立場」や、「言ってはならない」という枠からでて気楽に真面目な議論を行いました。
「部長、本気が感じられないのですが、本気ですか?」と聞く人。
「今日話していただいたビジョン、よく理解できません。もっと分かりやすく説明してほしい」
「本気だったら、私を兼務という形で担当するのではなく専任にしてください」と言う人。
それに対して、部長は「分かった、では、君を専任にしよう」と。
部員も部門長も互いに信頼感がないと上記のようなやり取りはできません。
それだけ、今日の部門はこれまで議論を積み重ねてきた成果が出始めています。
社内に改革の動きを起こす部門ですから、今後の展開が楽しみです。
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タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
著者:手塚利男
出版社:Nanaブックス
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと