歯車がスムーズに回るにはスキマが必要、組織にもスキマが必要
2009/06/15
私は会社に勤めていた時にはトラックに搭載されているトランスミッションの歯車の生産技術を担当していました。
歯車同士が噛み合ってスムーズに回転するには、歯面には潤滑油が必要です。
そして、歯面と歯面の間に潤滑油が入り込むにはミクロン代のスキマが必要でした。
もちろんミクロン代のスキマを一定に保つには高度な加工技術が必要ですが・・・。
組織にも、仕事をスムーズに進めるには、スキマと潤滑油的なものが必要です。
適度に休憩をして雑談するとか、一緒にお茶をするとか・・・。
昨日、ブログを読んでいただいた方からのコメントで改めて考えました。
また、トランスミッションの歯車の生産技術を担当したいた時のことを思い出しました。
次から次とモデルチェンジが予定されていて、気が休まる時がありませんでした。
失敗も許されません。
しかし、その時のハードな仕事が今に活きているように思います。
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★本の紹介
★風土改革が成功する秘訣を書きました。職場風土を変えたいと思ったときに読んでください。
★タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
★著者:手塚利男
★出版社:Nanaブックス
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと