情報の共有を促すために質問をしてあげる
2009/06/13
きょう、千葉県は成田の近くまで行きました。
駅でタクシーを待っている間に、何の花かわかりませんがミツバチを目にしました。
最近ミツバチが少なくなっているとTVで取り上げてしました。
また、花を受粉させるためにミツバチを輸入していたと聞いて驚きました。
そういう意味では貴重なものを目にしたわけです。
とても愛おしく見えました。
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今日はある会社の風土改革支援の一貫で、社長と工場幹部の月例会議に参加しました。
社長「君の工場はこのところ品質の問題が発生していないけど、何が変わったの?」
工場長「工場幹部間のコミュニケーションを良くするために、私が質問し、その質問をきっかに幹部同士のやり取りが増えてきたと思います」
その工場は幹部同士の相談や情報のやり取りが少なく、それが原因で生産の問題が起きていました。
なるほど、
やり取りのきっかけとなる質問をしてあげる。
あるいは、幹部同士が共有していた方がよい話を質問する。
それを他の幹部が隣で聞いている。
共有できる。
良いアイディアだと思いました。
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それともう一つ、
会議が終わった後に、工場長たちが「午前中に出た話だけど、どう思う」と「二次会ミーティング」をやっていました。
飲み会の「二次会」ならぬ会議の「二次会」です。
これは「ギスギスした職場はなぜ変われないのか」の第6章に紹介しています。
本来なら、一次回会の会議で不安や疑問を無くしておけば良いのですが、時間の制約や雰囲気もあって、全員が不安や疑問がなくなることはありません。
一次会で呑み足りないというのと似ています。
不安や疑問をできるだけ少なくするために「会議の後の『二次会ミーティング』を設ける」を薦めています。
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★本の紹介
★風土改革が成功する秘訣を書きました。職場風土を変えたいと思ったときに読んでください。
★タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
★著者:手塚利男
★出版社:Nanaブックス
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと