組織力強化、組織風土改革、マネジメント変革、ギスギスした職場、人と人との関係、コミュニケーション、オフサイトミーティング

お問い合わせ・取材フォーム
手塚利男のブログ

製造と技術が一緒に考える意味

2009/05/13

今日、風土改革支援先で、ある課題を解決しようとしたときに、「製造の担当と技術の担当と役割分担をして、それぞれが考えてやれば良いのではないか?」という意見が出ました。

課題によって解決責任は製造部だったり、技術部だったりします。

だから、分かれて、それぞれが考えれば良いのではないかというわけです。

しかし、一緒に考える意味があるのです。

例えば、作業効率を上げるという課題があったとします。

この場合は、技術的な解決策が必要であっても、製造側がどのような作業手順でやるのか、どこを自働化すれば安全で作業効率が上がるのか、は、技術部だけでは考えられません。その知恵は製造側が持っています。

もし、技術部だけで進めた場合は高価な投資になると思います。

製造部の使う側の知恵が安価な投資に繋がります。

そのためには、一緒に知恵出しが行われることが必要です。

そのためには、知恵出しの「場」が必要です。

★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)

たちまち6刷!!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901491873/

HOME > 風土改革支援現場に立って思うこと > 製造と技術が一緒に考える意味
ページトップ