雑誌社から執筆依頼を受けて、もう一度自分の本を読み返してみる
2009/05/09
ある雑誌社から執筆依頼を受けました。
内容を検討するため、あらためて『ギスギスした職場はなぜ変わらないの』に目を通しました。
不思議ですね。出版前に何度も読み返したのに、何度読んでもみてもあらたなことに気づきます。
「オフサイトミーティングについてはもっと活用し易いように具体的に活用法を紹介すれば良かったかな」などと考えます。
これもオフサイトミーティングがらみですが、お客様のところで活用しているオフサイトミーティングの場では「結論を出さなくてよい」とか「答えを出さなくても良いんだ」とか、誤解されているように思います。
オフサイトミーティングを行う目的によりますが、答えを出さなくても良いということはありません。最初から“答えありきの議論はしない”ということを言っています。
例えば、「ここに高速道路は必要だ」を前提に議論をすると、「必要だ」を示すデータや意見が多くなり、「本当に必要か?」を示すデータや意見が出にくくなります。
“答えありきの議論はしない”はそういうことを言っています。
★手塚利男の『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』(Nanaブックス)
たちまち6刷!!
カテゴリ:風土改革支援現場に立って思うこと